在地铁大通站吃了荞麦面

「札幌市营地铁大通站」に立ち食いソバ店があった

札幌市営地下鉄南北線の大通駅で、東豊線に乗り換える為、連絡通路を歩いていたら、「そば」の文字が目に入った。地下鉄で立ち食いソバなんて、これまで見たことがない。そう言えばむかし、横浜に住んでいた頃、通勤途中で良く「そば」を朝食として食べたものだと、懐かしくなり、帰りに寄ってみた。
そこで目にしたのが中国語で書かれたメニュー。これも台湾時代を思い出させる懐かしいものであったので、カウンター越しの「小姐」[xiǎojie] に話しかけた。
すると、雪まつり期間中は中華系の人が多かったので、このメニューは役立っていると言う。この小姐、中国語は「不懂」[budǒng]なので、勘定は電卓を差し出して凌いでいるとか。それと、恐らく彼女に取って唯一の中国語なのであろう、「谢谢」[xièxie]と言うと、相手はにっこりすると言う。カウンターの左壁に貼ってある「菜单」[càidān]を見ると、中国語簡体字とEnglishで、書かれていた。
私自身、最近は中国語と関わっていない。この機会に少し飲食関係の中国語でも勉強して見ようと言う気になり、今度は取材に来ると言って、その場を離れた。

Cafe de MAX大通駅店

それから9日後、「郷土史ふれない」の抜粋をカメラに収めるため札幌中央図書館に行った帰り、佐藤水産本店経由で、この「Cafe de MAX」に立ち寄った。このコースだと同じフロアなので、近くて分かり易い。店に近づいて行くと、幸運にも「前と同じ小姐」がいた。違う人なら、どう切り出そうか、と思っていたので助かった。これだと話しが早い。相手も私だと分かったようで笑顔で迎えてくれた。今日は撮影が目的なので、誰もいない内にまず1枚いつものポーズで。 私の興味をひいた「有中国語菜単」の貼り紙とメニュー。 「有中国語菜単、歓迎光臨」は繁体字だが、下のメニューの簡体字に合わせると、「有中国语菜单、欢迎光临」となる。違いは「语・单・欢・临」の4文字だが、中華系の人はどちらでも分かるはず。その下は「KAKESOBA・かけそば・300円」が見えるが、中国語で書かれた「清汤荞麦面」は簡体字。繁体字だと「清湯蕎麥面」である。これは5文字中、3文字も違う。「」は「他物をまじえない.まじりけのない.」(小学館・中日辞典)の意味だが、「」と言う文字も台湾工場出向時代に見かけた。「」[qīng]が「」[qǐng]になると、pleaseの意味だ。

有中国語菜単

かけそば」の右側に中国語簡体字と英語でメニューが書いてある。そこにズームインすると、こうなる。基本となるのは「かけそば」と「かけうどん」の二種類。これに好きなトッピングを指すと注文が決まると言うスタイルだ。これなら、言葉が分からなくても大丈夫だ。
Please point to the menu.の下には「请您指菜单点菜」と書かれている。
单[dān]は「対をなすべきものの一方」(中日辞典)を採用すると全体の意味が分かる。「かけそば・かけうどん」に何かもう一点のトッピング。 左側に書いてあるのはNoodle 面条kakesoba 清汤荞麦面kakeudon 清汤鸟冬面 ¥300英語説明だが読み取れない。これにToppings 拔顶の¥50~¥100が加わる。
このトッピングだが小学館の日中辞典では装点[zhuāngdiǎn]がでる。でもこれだと「飾り付け」となり、正確でない。
ネット上のChinese English Pinyin Dictionaryに拔顶[bá dǐng] toppingと出てくる。
Raw egg 生鸡蛋[shēng jīdàn] ¥50、Tenpura 天麸罗[tiānfūluó] ¥100、Mochi(Rice cake) 年糕[niángāo] ¥100と続く。(但しピンインは無し)
●中国語メモ:看菜单点菜.メニューを見て注文する|单点的菜.メニューからえらぶ一品料理(中日辞典)
●札幌市の外国語表記ガイドライン

Cafe de MAXの場所

この場所(地方[dìfang] )は大通駅構内図.pdfで言うと、地下2階で左から2番目の売店左隣りがそうである。
これが実写だと、こうなる。この少し先で「かけそば300円」が見えたのである。もし、南北線や東西線の大通駅から、東豊線に乗ろうと思ったら、経由は違っても、ここを通ると言う事だ。 大通と言う駅名は南北線・東西線・東豊線にあり、それぞれのホームが別な場所にあるので、乗り換えには慣れが必要だ。駅の基本情報として、南北線ホームは地下2階、東西線ホームは地下3階、東豊線ホームは地下4階にある。南北・東西線は隣接しているが、東豊線は離れていて、ここだけ改札口が地下2階にある。

Cafe de MAXの中国語メニュー

Cafe De Maxのメニューを見ると、ここで販売しているのはヌードル・いなり寿司・卵かけご飯・アイスクリーム・コーヒー・紅茶と言ったところか。
これらをChinese Writer10の「中国語デジタルマルチ辞典」で調べて、書き出してみた。「うどん」の訳として、[音訳で,特に日本の]鸟冬面wūdōngmiàn.と書いてあったが、別な文字にした。
●かけそば:素汤荞麦面、素湯蕎麥麵 [sùtāng qiáomàimiàn]
●月見そば:卧果儿荞麦面、臥果兒蕎麥麵 [wòguǒr qiáomàimiàn]
●天ぷらそば:天麸罗荞麦面、天麩羅蕎麥麵 [tiānfūluó qiáomàimiàn]
●山菜そば:山菜荞麦面、山菜蕎麥麵 [shāncài qiáomàimiàn]
●わかめそば:裙带菜荞麦面、裙帶菜蕎麥麵 [qúndàicài qiáomàimiàn]
●天ぷら月見そば:天麸罗卧果儿荞麦面、天麩羅臥果兒蕎麥麵 [tiānfūluó wòguǒr qiáomàimiàn]
●冷やしぶっかけそば:凉荞麦面、涼蕎麥麵 [liáng qiáomàimiàn]
●かけうどん:素汤面条、素湯麵條 [sùtāng miàntiáo]
●月見うどん:卧果儿面条、臥果兒麵條 [wòguǒr miàntiáo]
●天ぷらうどん:天麸罗面条、天麩羅麵條 [tiānfūluó miàntiáo]
●山菜うどん:山菜面条、山菜麵條 [shāncài miàntiáo]
●わかめうどん:裙带菜面条、裙帶菜麵條 [qúndàicài miàntiáo]
●天ぷら月見うどん:天麸罗卧果儿面条面条、天麸罗卧果儿面条面条 [tiānfūluó wòguǒr qiáomàimiàntiáo]
●冷やしぶっかけうどん:凉面条、涼麵條 [liáng miàntiáo]
●いなり寿司(いなりずし):油炸豆腐包的寿司、油炸豆腐包的壽司 [yóuzhá dòufu bāode shòusī]
●ブルーシールアイスクリーム:
これは困った。訳が分からない。ウィキペディアには「ブルーシールとはアメリカ生まれ沖縄育ちのフルーツ。沖縄県を中心に全国で展開されているアイスクリームの販売店及びブランドの名前」と書いてあった。今度、これを食べて見よう。

東横線「自由が丘駅」での立ち食いそば

自由が丘駅で立ち食いソバを食べた時代は東急田園都市線の「あざみ野」駅で乗った時である。ルートは忘れてしまったので、調べて見ると最初は
●あざみ野(田園都市線・各停)→たまプラーザ(田園都市線・急行)→溝の口(田園都市線→大井町線)→大岡山(大井町線)のコースで行ったものと思われる。
それが、
●あざみ野(田園都市線・各停)→たまプラーザ(田園都市線・急行)→渋谷(田園都市線→東横線)→自由が丘(東横線→大井町線)→大岡山(大井町線)のコースに変更した。その理由は所要時間の問題と思われる。
これはCafe De MAXでの天ぷらソバだが、自由が丘駅での価格はいくらだったのだろうか。当時の給料水準からすると、280円と言うところか。

この2Kアパートから通った

この時は横浜市緑区元石川町4146酒井荘に住んでいたが、調べて見ると今は新しく建てて「テラスハウス酒井」となっているようだ。

当時は砂利道で1車線の坂道を上って行った林の中にあって、スズメが鳴いていたので、このアパートを「すずめのおやど」と呼んでいた。この酒井荘には貸別荘「すずめのおやど」夫婦も遊びに来ている。それが今はこの「すずめのおやど」のウェブサイトを制作・管理するようになるとは!

こんな暮らしも

この「すずめのおやど」では、お隣から壁越しに声がかかって、玄関先で宴会した事もたびたび。酒の肴にはマグロの刺身が多かった。こんな事はこれっ切りだが、何とも変てこな体験であった。 ここの無料駐車場に置いてあった「旧車ローレルHT2000SGX」に「猫のミー」がボンネットの中にいたのである。これが猫を飼うようになったきっかけである。家主さんからは何やら言われたが、黙認して貰った。この猫は車のドアを閉める音で、私の帰りを認識するようになり、「ミーミー」と鳴きながら、暗い玄関先まで迎えに来るようになった。これはずっと先の相馬までも続いた。

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