「Kitaraの音を聞いてみよう♪」に参加

Kitaraのホームページを見ていたら、
「Kitara見学ツアー2014 クリスマス企画 "Kitaraの音 聞いてみよう🎵"」と言う文字が目に留まった。
これまでKitaraには2回行ったが、座ったのは後方と二階。定員が300名だと中央で前の方の席に座れる。今回の演奏はソロが多いので、個々の楽器の音をチェックするには絶好のチャンス。それに無料である。これは行くしかないと言う訳でメールで申し込んだらOKの返事が来た。
Kitaraは二階で聴いていても、遥かかなたで演奏しているとはとても思えない圧倒的な音量で迫ってくる。余り大音量を好まない人にはうるさい位の音だ。どの席でもそれなりに聞こえるように設計するのだろうから、それはそれで仕方ない。家庭だとボリュームで調整すればいいが、コンサートホールではそうは行かない。コンピューターで音量・音質の最適化ができるようなシステムが出来れば申し分ないのだが。

受付で貰ったリーフレットには
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Kitara見学ツアー2014
Kitaraの音 聞いてみよう🎵
2014年12月25日(木)15:30開始 札幌コンサートホール 大ホール
演奏 野村 聡(ヴァイオリン) 吉村 怜子(オルガン)
大島 さゆり(フルート) 野村 三奈子(ピアノ)

プログラム
Ⅰ パイプオルガンの響きを聞いてみよう
  ― 前奏曲 ハ長調 BMW547(J.S.バッハ)
  ― 幻想曲 変ホ長調 (C.サンサーンス)
Ⅱ フルートの響きを聞いてみよう
  ― 「くるみ割り人形」より葦笛の踊り(チャイコフスキー)
  ― クリスマスメドレー
休憩(10分間)
Ⅲ ヴァイオリンの響きを聞いてみよう
  ― チャルダッシュ(モンティ)
  ― アヴェマリア(グノー編曲)
  ― アナと雪の女王より~Let it go
  ― となりのトトロより~さんぽ
  ― 犬のおまわりさん
  ― 情熱大陸(葉加瀬太郎)
  ― ワルツィング・キャット
その他、出演者によるお話やデモンストレーションもお楽しみいただきます
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とあった。

15:30分までバックステージ見学OKと言うことだが、時間が余りない。トイレは後回しにして、札幌コンサートホールのシンボル、パイプオルガンに直行。
これがパイプオルガンの演奏部。
左上のモニターで指揮者を見ているという説明が進行役のヴァイオリニスト・野村聡さんからあった。

※メモ
●パイプオルガン奏者の吉村怜子さんが話してくれたキーワードは「楽器の女王、各楽器の集合体、足鍵盤、70音色、トランペット、パレット」など
●フルート奏者大島さゆりさん:木だと他の楽器に比べて音が小さいので、聞こえ難いため、金・銀・プラチナなどの金属物に変わった。下唇で吹く。コップでの音出しを実演。私も家でやって見たが、さっぱり音が出ない。
●ステージ後半、野村聡さんがサンタの衣装で牛・馬・救急車・消防車・パトカーなどをヴァイオリンで表現していた。小学生がステージに上がって、サイズにあったヴァイオリンを持ち、チューリップ、メリーさんの羊などを野村さんがその弦をひいた。

●Kitaraの音:座った席は前から10列目くらいの中央部。これまでと同じ条件ではないので、席の違いによる音質の差は分からない。今回みたいなソロ演奏が中心だと音の伝わりが直接的な小ホールの方がいいのかも知れない。大ホールだと音がこもると言うか、研ぎ澄まされた高音になり難いと言うことはないのだろうか。各楽器の一番高い音を聞きたかった。

※演奏会備忘録
(1)N響:手元にあるのはチケットのみ。C席とは確か後部座席。何を聴きに行ったんだろう。曲目を調べる手段はないか検索したら、NHKのアーカイブにあった。●NHK交響楽団演奏会記録
曲目を見て分かった。これは妻のリクエストだった。N響とブラームスのヴァイオリン協奏曲とが一致したからだ。ここで妻から「ブラームスはお好き」と言う意味を教えて貰った。

●NHK交響楽団演奏会 札幌公園
・日時/2000年9月5日( 火) 19:00
・会場/北海道 札幌市 札幌コンサー トホール Kitara
・指揮者/シュテ ファン・ザンデルリン グ
・曲目/ベートーヴェン Sym. no.7 A op.92 交響曲 第7番 イ長調 作品92、メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」 作品 26、ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作 品77 藤川真弓(vln.)
・こんな本があった。ブラームスと芭蕉の共通点は何か。興味のあるタイトルだ。「ブラームスと芭蕉たち―現代に生きる太古の思想」

(2)札響:チケットとパンフレットが手元にある。曲目はN響と同じく札響にあった。これは私のリクエストだからよく覚えている。当時、よく聴いていたディヴェルティメント ニ長調 K.136が曲目にあったからだ。調子のいい曲なので作業している時によくかけた。クラリネット協奏曲はカールベームでウィーンフィルのものを今も良く聴いている。
森の響フレンドコンサート・札響名曲シリーズVOL.3愛しきアマデウス

●森の響フレンドコンサート・札響名曲シリーズ vol.3 「愛しきアマデウス」
・日時/2011年11月26日 15:00PM
・会場/札幌コンサートホールKitara大ホール
・指揮者・共演者/指揮:児玉 宏、クラリネット:カール・ライスター
・曲目/モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲、クラリネット協奏曲 イ長調 K.622、ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a)、交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」

●1990年、千葉の君津に住んでいたとき、サントリーホールに行ったことがあるが、曲目そのた分からず。ただ覚えているのは妻が直前になって体調不良を訴え、私ひとりでいったこと。イタリアだったかな~

●2015年1月4日現在のオーディオ装置
JBL S101、Kenwood KAF-A55、HP Pavilion TouchSmart Notebook内のX-アプリにCDのwavデータをインポート。このノートブックはファンレスなので買ったのだが、これで音質と操作性・静粛性が確保された。
10年くらい前なら大きなアンプにFMチューナーとCDプレーヤー。更にそのずっと前ならレコードプレーヤーやオープンデッキ・カセットデッキが同居していた時代もあった。それから見ると随分シンプルになったものだ。